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二十四節気・七十二候とは?

気候とは

二十四節気は、太陽の位置を基準にして一年間を24等分した”一節気=15日”の季節の目安です。

それを更に3等分し、約5日ごとの季節の変化を表現した暦が七十二候。

二十四節気の「気」と七十二候の「候」を合わせてできた言葉が「気候」(気候=大気の状態。天気・気温・降水量・風などの傾向)。

節気の読み方・意味・日にち

節気意味日付
(2022年)
立春りっしゅん春の始まり2月4日
雨水うすい雪が解け大地を潤す2月19日
啓蟄けいちつ地中の虫が出てくる3月5日
春分しゅんぶん春の中間3月21日
清明せいめい清々しく明瞭な空が広がる4月5日
穀雨こくう穀物を育てる春雨が降る4月20日
立夏りっか夏の始まり5月5日
小満しょうまん作物が実り始める5月21日
芒種ぼうしゅ穀物の種をまき田植えを始める6月6日
夏至げし夏の頂点6月21日
小暑しょうしょだんだんと暑さが増してくる7月7日
大暑たいしょ暑さが最も厳しくなる7月23日
立秋りっしゅう秋の始まり8月7日
処暑しょしょ暑さが止む8月23日
白露はくろ明け方草花に露が付く9月8日
秋分しゅうぶん秋の中間9月23日
寒露かんろ露に寒さを感じる10月8日
霜降そうこう霜が降り始める10月23日
立冬りっとう冬の始まり11月7日
小雪しょうせつ初雪が舞い出す11月22日
大雪たいせつ平地に雪が積もる12月7日
冬至とうじ冬の頂点12月22日
小寒しょうかん最も寒い頃の始まり1月5日
大寒だいかん最も寒い時期1月20日

二十四節気とは

二十四節気」や「七十二候」は平安時代に日本の暦に取り入れられました。二十四節気は、太陽の動きをもとにして、季節を表すためにつくられた暦です。今でも農作業の指標としていたり、立春・春分・夏至など、季節を表す言葉として用いられています。

【二十四節気】地球と太陽の位置関係で区分しています。地球から見た太陽の見かけ上の通り道「黄道」が、1年間で地球を一周すると考えます。黄道360度を24分割した15度間隔で、定めた点を太陽が通る日を6つずつ4グループに分け二十四節気とされます。

二至二分

基準となったのが夏至冬至春分秋分の4つの節気です。「二至二分」といいます。

  • 夏至→一年で最も昼が長く夜が短い時
  • 冬至→一年で最も昼が短く夜が長い時
  • 春分・秋分→昼と夜が同じ長さ

これらを元に春・夏・秋・冬。春分が春の中心・夏至を夏の中心・秋分を秋の中心・冬至を冬の中心となっています。

四立

二至二分の次にできたのが「四立しりゅう」。四季の始まりです。

  • 冬至と春分の真ん中←立春
  • 春分と夏至の真ん中←立夏
  • 夏至と秋分の真ん中←立秋
  • 秋分と冬至の真ん中←立冬

二至二分四立を合わせ八節はっせつ

古代中国の周(西周)の時代にこの八つの節気になりました。

この八節は二十四節気の中でも重要だったため、現在でもその日になるとニュースなどで取り上げられています。

農作業の目安になる暦とはいえ、細やかな季節の移り変わりが、新たなづきをもたらしたり、心を和ませたり、体調を整えたりと自分にも周りにも均整の良い丁寧な暮らしを教えてくれます。そしてそのなかに日本の豊かさを感じることがあります。

日本の気候風土に合わせた季節を表す「七十二候」

七十二候-しちじゅうにこう-とは

七十二候は、まさに字のまま。72個の季候を表す暦です。

始まりは古代中国いんの時代、今から三千年以上昔に考案されていたのです。四季の変化を半月ごとに示した「二十四節気」をさらに3つに区切り、五日ごとの自然の移ろいを読んだ短文です。

気象の動き・動植物の変化を見ながら、作物を育て収穫する暮らしをしていた昔の様子が並んでいます。

なかには、「雉入大水為蜃」(キジが海に入って大ハマグリになる)のような実際にはあり得ない事柄も含まれています。古代中国のものがそのまま使われている二十四節気に対し、七十二候の名称は何度か変更されており、江戸時代に日本の気候風土に合わせ改訂した「本朝七十二候」が作られています。現在では、明治初期(1874年/明治7年)の「略本暦」に掲載された七十二候が主に使われているようです。

現在の気候とのズレもありますが、古いモノを大切にする私たち・・・。2012年に新たな暦の試みも計画中止となったそうです。

暮らしに七十二候をとり入れてみる

慌ただしい日々の中にも、マインドフルネスに過ごせる瞬間はもっと大切にしたいな・・・なんて思う37歳の今です。現在はそれほど忙しいわけではありませんが…忙しかったころの私に向けて、そしてそんな皆さんに届けたくて、七十二候をみるようになりました。

身近な風景や自然の景色・生活のあらゆる場面で四季を味わうことで、私は調子が整うように感じます。 皆さんは「ありのままの自分で居れる時間」「ご自身をいたわる方法」暮らしの中に何かを見つけていますか?

七十二候の読み方・意味・日にち

初春

立春(二月四日頃)
七十二候(読み方) 意味日にち
初候東風解凍
(こちこおりをとく)
東風(春風の意味)が厚い氷を解かし始める2/4~2/8頃
次候黄鶯睍睆
(うぐいすなく)
ウグイスが山里で鳴き始める
・黄鶯=こうおう/ウグイス
・睍睆=けんかん/鳴く
2/9~2/13頃
末候魚上氷
(うおこおりをいずる)
割れた氷の間から魚が飛び出る2/14~2/18頃
雨水(二月十九日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候土脉潤起
(つちのしょううるおいおこる)
雨が降って土が湿り気を含む2/19~2/23頃
次候霞始靆
(かすみはじめてたなびく)
霞がたなびき始める2/24~2/28頃
末候草木萌動
(そうもくめばえいずる)
草木が芽吹き始める3/1~3/5頃

仲春

啓蟄(三月九日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候蟄虫啓戸
(すごもりむしとをひらく)
冬籠りの虫が出てくる3/6~3/10頃
次候桃始笑
(ももはじめてさく)
桃の花が咲き始める3/11~3/15頃
末候菜虫化蝶
(なむしちょうとなる)
青虫が羽化して紋白蝶になる3/16~3/20頃
春分(三月二十一日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候雀始巣
(すずめはじめてすくう)
雀が巣を構え始める3/21~3/25頃
次候桜始開
(さくらはじめてひらく)
桜の花が咲き始める3/26~3/30頃
末候雷乃発声
(かみなりすなわちこえをはっす)
遠くで雷の音がし始める3/31~4/4頃

晩春

清明(四月五日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候玄鳥至
(つばめきたる)
ツバメが南からやって来る4/5~4/9頃
次候鴻雁北
(こうがんきたへかえる)
雁が北へ渡って行く4/10~4/14頃
末候虹始見
(にじはじめてあらわる)
雨の後に虹が出始める4/15~4/19頃
穀雨(四月二十日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候葭始生
(あしはじめてしょうず)
葦が芽吹き始める4/20~4/24頃
次候霜止出苗
(しもやんでなえいづる)
霜が終り稲の苗が生長する4/25~4/29頃
末候牡丹華
(ぼたんはなさく)
牡丹の花が咲く4/30~5/4頃

初夏

立夏(五月五日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候蛙始鳴
(かわずはじめてなく)
蛙が鳴き始める5/5~5/9頃
次候蚯蚓出
(みみずいづる)
ミミズが地上に這出るはいでる5/10~5/14頃
末候竹笋生
(たけのこしょうず)
筍が生えて来る5/15~5/20頃
小満(五月二十一日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候蚕起食桑
(かいこおきてくわをはむ)
蚕が桑を盛んに食べ始める5/21~5/25頃
次候紅花栄
(べにばなさかう)
紅花が盛んに咲く5/26~5/30頃
末候麦秋至
(むぎのときいたる)
麦が熟し麦秋となる5/31~6/5頃

仲夏

芒種(六月六日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候螳螂生
(かまきりしょうず)
螳螂が生まれ出る6/6~6/10頃
次候腐草為蛍
(くされたるくさほたるとなる)
腐った草が蒸れ蛍になる6/11~6/15頃
末候梅子黄
(うめのみきばむ)
梅の実が黄ばんで熟す6/16~6/21頃
夏至(六月二十二日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候乃東枯
(なつかれくさかるる)
夏枯草が枯れる6/22~6/26頃
次候菖蒲華
(あやめはなさく)
あやめの花が咲く6/27~7/1頃
末候半夏生
(はんげしょうず)
烏柄杓が生える7/2~7/6頃

晩夏

小暑(七月七日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候温風至
(あつかぜいたる)
暖い風が吹いて来る7/7~7/11頃
次候蓮始開
(はすはじめてひらく)
蓮の花が開き始める7/12~7/16頃
末候鷹乃学習
(たかすなわちわざをなす)
鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える7/17~7/22頃
大暑(七月二十三日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候桐始結花
(きりはじめてはなをむすぶ)
桐の花が(来年の)蕾をつける7/23~7/28頃
次候土潤溽暑
(つちうるおうてむしあつし)
土が湿って蒸暑くなる7/29~8/2頃
末候大雨時行
(たいうときどきにふる)
時として大雨が降る8/3~8/7頃

初秋

立秋(八月八日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候涼風至
(すづかぜいたる)
涼しい風が立ち始める8/8~8/12頃
次候寒蝉鳴
(ひぐらしなく)
蜩(ヒグラシ=せみの一種)が鳴き始める8/13~8/17頃
末候蒙霧升降
(ふかききりまとう)
深い霧が立ち込める8/18~8/22頃
処暑(八月二十三日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候綿柎開
(わたのはなしべひらく)
綿を包む萼(がく)が開く8/23~8/27頃
次候天地始粛
(てんちはじめてさむし)
ようやく暑さが鎮まる8/28~9/1頃
末候禾乃登
(こくものすなわちみのる)
稲が実る9/2~9/7頃

仲秋

白露(九月八日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候草露白
(くさのつゆしろし)
草に降りた露が白く光る9/8~9/12頃
次候鶺鴒鳴
(せきれいなく)
鶺鴒(せきれい)が鳴き始める9/13~9/17頃
末候玄鳥去
(つばめさる)
燕が南へ帰って行く9/18~9/22頃
秋分(九月二十三日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候雷乃収声
(かみなりすなわちこえをおさむ)
雷が鳴り響かなくなる9/23~9/27頃
次候蟄虫坏戸
(むしかくれてとをふさぐ)
虫が土中に掘った穴をふさぐ9/28~10/2頃
末候水始涸
(みずはじめてかる)
田畑の水を干し始める10/3~10/7頃

晩秋

寒露(十月八日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候鴻雁来
(こうがんきたる)
雁が飛来し始める10/8~10/12頃
次候菊花開
(きくのはなひらく)
菊の花が咲く10/13~10/17頃
末候蟋蟀在戸
(きりぎりすとにあり)
蟋蟀(キリギリス)が戸の辺りで鳴く10/18~10/22頃
霜降(十月二十三日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候霜始降
(しもはじめてふる)
霜が降り始める10/23~10/27頃
次候霎時施
(こさめときどきふる)
小雨がしとしと降る10/28~11/1頃
末候楓蔦黄
(もみじつたきばむ)
もみじや蔦が黄葉する11/2~11/6頃

初冬

立冬(十一月七日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候山茶始開
(つばきはじめてひらく)
山茶花が咲き始める
( 山茶花:ツバキ科の花/サザンカ)
11/7~11/11頃
次候地始凍
(ちはじめてこおる)
大地が凍り始める11/12~11/16
末候金盞香
(きんせんかさく)
水仙の花が咲く11/17~11/21頃
小雪(十一月二十二日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候虹蔵不見
(にじかくれてみえず)
虹を見かけなくなる11/22~11/26頃
次候朔風払葉
(きたかぜこのはをはらう)
北風が木の葉を払いのける11/27~12/1頃
末候橘始黄
(たちばなはじめてきばむ)
橘の実が黄色くなり始める12/2~12/6頃

仲冬

大雪(十二月七日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候閉塞成冬
(そらさむくふゆとなる)
天地の気が塞がって冬となる12/7~12/11頃
次候熊蟄穴
(くまあなにこもる)
熊が冬眠のために穴に隠れる12/12~12/16頃
末候鱖魚群
(さけのうおむらがる)
鮭が群がり川を上る12/17~12/21頃
冬至(十二月二十二日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候乃東生
(なつかれくさしょうず)
夏枯草が芽を出す12/22~12/26頃
次候麋角解
(おおしかのつのおつる)
大鹿が角を落とす12/27~12/31頃
末候雪下出麦
(ゆきわたりてむぎいづる)
雪の下で麦が芽を出す1/1~1/4頃

晩冬

小寒(一月五日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候芹乃栄
(せりすなわちさかう)
芹がよく生育する1/5~1/9頃
次候水泉動
(しみずあたたかをふくむ)
地中で凍った泉が動き始める1/10~1/14頃
末候雉始雊
(きじはじめてなく)
雄の雉が鳴き始める1/15~1/19頃
大寒(一月二十日頃)
七十二候(読み方) 意味 日にち
初候款冬華
(ふきのはなさく)
蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す1/20~1/24頃
次候水沢腹堅
(さわみずこおりつめる)
沢に氷が厚く張りつめる1/25~1/29頃
末候鶏始乳
(にわとりはじめてとやにつく)
鶏が卵を産み始める1/30-2/3頃