自家製リモンチェッロ
2月のある日、「レモンが余っているから使って~♪」と知人から頂いた無農薬のレモン。


貴重な無農薬レモンを皮まで使いたいな…。ということで、お酒が飲めない私ですが、イタリア伝統のリモンチェッロづくりに挑戦しました。
こうして届いた食材を一番いい形で使い切りたいという思いで向き合う「手仕事」の時間は、私にとって心静まるひと時。出来上がりを待つ日々もまた、日々のリズムを整えてくれる大切な要素になります。
作り方はシンプルです。



使うのは、レモンの黄色い皮の部分だけ。
白い綿が入らないよう慎重に削ぎ、スピリタス500mlにレモン6個分の皮を漬け込みました。

1週間から10日ほどでレモンの皮の色が抜け、白っぽくなり香りがスピリタスに移ります。
「上白糖280~300gと水500ml」でシロップを作ります。一度沸騰させ十分に冷まして合わせるので、仕上げる前日に準備しておきます。



スピリタスがしっかりとレモン色に染まったら、皮をペーパーなどで濾します。



シロップで割ると、ぱっと色が白濁します。そこからさらに一週間、常温でゆっくりと味を馴染ませていきました。
完成したリモンチェッロは、冷凍庫へ。
アルコール度数が高いため凍ることはなく、とろりとフレッシュなレモンの香りがいつでも楽しめます。
試飲してくれた方たちから、「市販のものより香りがよくて美味しい」という言葉をもらいました。
ちょっとしたことですが、食材を上手く活かせた気がして、なんだか贅沢でどこかホッとしたような、満たされた気持ちになります。日々の暮らしを少しだけ支えてくれます。
今回のレシピでは、仕上がると、アルコール度数は約40%ほどになります。ウイスキーと同程度のしっかりとした強さがありますので、冷凍庫でとろりと冷やしたものを、少しずつ香りを惜しむように楽しむのがおすすめです。お酒に強い方はストレートやソーダ割りで。私のように苦手な方は、お菓子の風味付けや、温かい紅茶に数滴落として「香りのエッセンス」として取り入れてみてください。
