料理

ミートローフの「ローフ」って何?【ミートローフのレシピとアレンジ】

ローフ」 (loaf) は古英語のパンが語源で、食パン形に成形した挽肉をオーブンで焼いたものをローフといいます。

ひとかたまりという意味があり、本場アメリカでは、ひとかたまりのカットしていないパンのことを指す場合も多いそうです。山形のものが多く、形だけに限っていえば、角食パンよりはイギリス食パンに近いイメージ!

なので、

ミートローフとは、型にひき肉や野菜を入れてオーブンで焼いた肉料理!

おもてなしにも向いている簡単料理なので、ぜひ一度トライして見てほしいです。ここでは、作り方のレシピとアレンジ方法などを紹介します。

簡単、美味しいミートローフのレシピの紹介

実は、ハンバーグよりカンタンです。相性の良い具材も多くアレンジの幅はとても広いので様々な食材を使ってみてください。

動画は「夕飯2回分+お弁当のおかず」多めに作っています。

【道具】

  • ボウル
  • 包丁
  • まな板
  • オーブン

【材料】18㎝の型1台分

  • パン粉  60g
  • 牛乳   20~50ml
  • ミンチ  350g 
  • 塩    肉の0.8%
  • コショウ、スパイス(ナツメグなど)
  • 卵     1個
  • 玉ねぎ  半分
  • その他の野菜(パプリカ・人参・ズッキーニなど)や チーズ、卵、ハムなどはお好みでOK

「ソース」

  • 赤ワイン   100ml
  • ソース            大さじ1!!
  • ケチャンプ  大さじ1

【作り方】

  1. 玉ねぎを切る(他の具と形を合わせる。角切りまたは細切りが作りやすい)他の具も切る。
  2. 玉ねぎを炒める。そのまま冷ましておく。
  3. パン粉を牛乳でふやかす(パンを使うときは1㎝角切りにしてふやかす。もしくは、動画のようにそのまま混ぜると食べ応えアップ)
  4. オーブンを予熱する(180~230℃)
  5. ボウルにミンチを入れ塩コショウしてよく混ぜる。
  6. 次にふやかしたパン粉を混ぜる。
  7. 炒めた玉ねぎ、その他の具、味付け(ソース・ケチャンプ・スパイス)を混ぜる。
  8. 型にたっぷりと油を塗る。
  9. お肉を型に詰める(空気を抜くように型をトン!!っと落とす)
  10. オーブンで40分くらい焼く。肉汁が透明ならOK!

「ソース」

  1. 鍋に赤ワインを入れ1/4くらいまで煮詰める。
  2. ソース、ケチャップ、肉汁を加え好みの濃度まで煮詰める。(リッチに仕上げるときはバターをひとかけ加える)

「付け合わせ」

今回は【マッシュポテト】

  • じゃが芋 400g(2~3個)
  • バター  40~50g
  • 牛乳または豆乳 50~100ml

皮をむいて1センチ以下の輪切りし、茹でる。塩加減は飲んで美味しいくらい~ちょい多め(0.8~1%)

ホックりと茹で上がったらお湯を捨てて熱いうちにバターを混ぜる。

お好きな硬さに牛乳または豆乳を加えさらに混ぜて、味を整える

いろいろな焼き方の紹介

型がない時は天板にそのまま成型したり、バットに成型して焼いてもOK!!アルミで包んだり、クッキングシートを敷くと洗い物が楽♪表面が乾くようであれば、途中でアルミをかぶせて中まで火を通しましょう。

フライパンに敷き詰めて円形で焼いてもOK!!型に入れるとき同様しっかり空気を抜く感じに押さえながら詰めるようにします。蓋をして全体が白っぽくなるまで弱火~中火で、表面に香ばしい色がついたらひっくり返し、肉汁が透明になるまで弱火で火を通す。

あるものでOK!アレンジの紹介

お肉はお好きなモノで作れます

合挽でも、鶏ミンチ+豆腐でもできます。組み合わせは自由です。いろいろ試してご自分流にアレンジしてください。

お肉と具のバランスは3:1程度がおすすめ

基本的に何でも入れて良いですが、入れすぎたらボロボロと崩れる原因になったり、べちゃッと水分がたくさん出てきたり失敗のもと。個人的には肉肉しいジューシーなミートローフが好きなのでレシピは具が少な目になっています。

量増ししたい時には2:1~同量くらいまで入れれないことはないんですが、お肉をよーく練り混ぜてから具と合わせるとか、生ハムでくるむとか、細かく切るとか工夫するといいですね。

具に卵を入れたい時は中央にくぼみを作り卵を割り入れると茹で卵を作らなくてもOK。常温に戻した卵なら中まで火が入りやすくて、冷たい卵を入れると半熟で仕上がったりします。表面が乾燥するから気になる人は途中でアルミを被せるといいです。

おつまみっぽくしたい時には、チーズ・ソーセージ・オリーブなどを具に加えるとオトナな仕上がりになります。生ハムで包むのもおすすめです!

変わりだねでいくならば、大豆やミックスビーンズを入れてもOK。ちょっとお肉と食感は違いますが食べ応えは十分にあります。これこそボロボロに崩れやすいので量は加減が必要です。潰すのもありです。

お豆腐を使うときには水分を切りパン粉の代わりに米粉や片栗粉を混ぜるとつながりやすくなります。

季節の野菜や、余り物の食材を刻んで混ぜてしまえば毎回違った味わいを楽しめて新しい発見があるかもしれません。レシピはあくまでも目安でいいので気軽にいろいろ試してみてください。

よく使うの食材紹介

上記以外にも、じゃが芋を細く切って混ぜたり

ピーマン・ナス・かぼちゃ・アスパラ・葉物野菜・根菜・コーンやネギ、ニラ割と何でも使えます。

スパイスもおうちにあるもので美味しくできるのでわざわざコレのために買うまでもないです。コリアンダーやカレースパイス、ローズマリー・タイム・バジル・パセリ、からし、コショウ、五花粉とかチリパウダーとかもOK。

ソースを作るのが手間な時には、ミートローフにしっかり塩コショウをしておけばそのままでも美味しいです。

和風にしたい時はケチャップをお味噌に変えてもいいです。

残ってしまったら、トマト缶を合わせて「ミートソース」やカレーの具にしたりキーマカレーにどうぞ。

何でもありな「ミートローフ」ぜひ作ってみてください。