食事のバランスを整えることがダイエット
ダイエットの正しい和訳
ダイエットと聞くと「運動して痩せることだ」とイメージしませんか?

運動した分、食べても大丈夫!wwwと思ってしまいませんか?

日本ではやせることをダイエットと捉えがちです。だけど、英語圏のDIETは本来「食事療法」という意味ですね。美容や健康のための食事を「ダイエット」といい、健康な体を作っていくために食べることをさしています。つまり太っている人にとっては痩せるための食事だし、痩せている人にとっては太るための食事となります。そして、運動は含まれていないんです!!

「クライアントさんの中には白ご飯とポテトチップスなら、ポテトチップスのほうが軽いからこっちを毎日食べています!!と、真剣に言う方もいらっしゃるほど。」

ダイエットと一言で言ってもそもそもどうしたらいいのか知らないと、頑張っていても結果が・・・。食事は朝・昼・晩食べる事その食事そのものがダイエット。毎日がダイエット!!いつからいつまでと期限があるわけじゃなく、日々続いていることなのです。
ダイエットで大切なのは、あなたはどうなのか?
健康診断などで平均値をよく目にします。
基準値とか適正とかって書いてあるとその数値に一喜一憂する気持ちもよーく分かりますが、ちょっと待って!
それは一般的な正常値。
あなたにとっての正常値はどうなのか?

生活習慣も環境もDNAもみんなそれぞれ違っています。正常値や適性値の数字ばかりを気にするよりも「あなたにとってどうなのか!?」一般的にではなく自分に合ったモノを見つけてくことの方がポイントなのです。
例えば、糖質制限ダイエット。単純に糖質を減らしてみてもなかなか痩せない人もいらっしゃるでしょう?これは、その人の体質・生活習慣をよく把握したうえで取り組んだことではない可能性が非常に高いと思います。糖質が原因で太ってないなら、糖質を減らしても痩せることにならない。一般的な痩せる方法はあなたも痩せるとイコールではなく、自分に合ったアプローチをみつけていく事が大切です。
健康って「衣食住と心のバランスを整えること」
みんな同じアプローチがあるわけじゃないと分かったところで、自分のことを振り返ってみると・・・皆さんだいたい痩せない理由は自分がよく分かっていることでしょう。
「運動不足」「不規則な生活習慣」「食べ過ぎ」「ストレスフル」すべてひっくるめて【衣食住の不調和と心のアンバランス、生活習慣の乱れ】を見直していくことから始めたら大丈夫です。
ここでは【食】について解説をします。
栄養バランスが大切
まずは「しっかり食べること」が基本。

きれいになる基本中の基本(痩せなくていい人は健康的な体をつくるために大切ということです。)
一番大事なのは、量やカロリーではなく、質!!食材の質が大切!!!(ちょっとその前に…)
多くの方は栄養失調で太っています(栄養失調が原因で体の不調を抱えています)。
どういうことかというと栄養を摂りすぎているものがあり、摂らなさ過ぎているものがある、大変アンバランスな食事になっています。自分でその偏りを見つけていくことがポイントです。
そして、栄養はチーム戦です。すべてが揃っていないとさぼります。足りている栄養素も働きません。
ビタミンCはたくさんあってもビタミンAがいないとビタミンC もさぼってしまうとイメージしましょう。


例えば、とあるプロジェクトの係がAさんとBさんの担当だとしましょう。
Aさんだけが来てもBが来なければ、Aさんは能力を発揮できません。AはBをカバーできない「BがいないからAもさぼる!」ってなるのが栄養素の特徴です。
何かが偏っていては優秀な機能も役立たず、みんなが揃っていなければダメ。何かが欠けているだけで働きが弱くなるので、代謝も落ちます。だから、できるだけまんべんなく摂ることが大事なのです。
ごはんやパンを食べないで極端に糖質を減らしていると、栄養が偏り代謝や吸収の機能が落ちてしまう。足りてないからたまる(蓄える)太る・・・。
バランスが大切なのだからごはんやパンも食べて、糖質を代謝するものと一緒に食べたらいいだけのことです。糖質をうまく使えると脳のエネルギー体脂肪を燃やす。筋肉やホルモンを作るのに活躍しているから。栄養素がチーム戦で働けるように一緒に食べてあげることを意識しないともったいないんです。
いろんなものを食べて、摂らなさ過ぎているをなくす。
栄養失調の他にも味覚異常で、太っていることもあります。
食材の質を知ろう
ここで注意したいのが添加物、農薬、加工品、調味料、油といったモノの質!!
油の中でも摂りすぎているのがオメガ6(コーン油 大豆油)・9(菜種油 紅花油)で、足りてないのがオメガ3(鰯 鯖 エゴマ油)。

精製された調味料の代表「塩化ナトリウム(食塩)」。
砂糖、精製された白いお砂糖。
加工された調味料で言うとドレッシングとか味の素とか過度な添加物ね。
そして、実は日本って農薬大国。海外では輸入しないでくれるな!といわれるほど規制が甘く健康を害するものも許可されていることを覚えておくべき。
なるべく避けたいけど、暮らしの中で加工品や添加物をゼロにすることはほぼ不可能です。
だけど、気を付けられるポイントはたくさんあります。
・本物の調味料を選ぶこと!
醤油などの発酵させてあるものは、ちゃんと発酵させてあるか?
材料はシンプル(大豆、小麦、塩)か?醤油の他にはみりん、酢、味噌といった調味料も同じ。
お漬物などの発酵食品の中にも加工過程の加熱などによって酵素や菌が死滅しているとかね。
酵素の量が減ってくるし、ビタミン・ミネラルが少なく、摂りたいものが取れていないことがあります。
・味覚異常を起こしてしまう添加物を減らすこと!
添加物の多いジャンクフードは、その味に慣れてしまうと普通の調味料で作った食事では美味しく感じなくなります。添加物のうまみは強烈だからもっと欲しくなるし、砂糖を摂りすぎていると甘いのにも関わらず更に甘くしないと満足しなくなるのです。
・過度に精製された小麦・砂糖を減らすこと!
3つ目の要因「栄養失調」「味覚異常」あとは「依存症」も考えられます。
お菓子に使われている砂糖や小麦、精製されたものは依存してしまうマイルドドラックともいわれます。脳が砂糖や小麦を異常に欲してしまう中毒になっているから、お腹が空いているわけでもないのに繰り返し食べてしまうなんてことに陥ります。
味覚異常を改善して、摂らなさすぎいるものを増やしていき、栄養の偏りを少なくしていくと、3つ目の要因を解消していくだけで、だいたい皆さんキレイに痩せるんです。
平熱が36.5度以上あることが前提

ただし、前提として体温が36.5度以上あることが条件です。
体温が大切な理由は、体の調子を整えてくれている酵素や善玉菌が活発に働ける条件が36.5度は必要だから。いくら食事に気を付けても平熱が36.5度以上ないと酵素が働かないんです!せっかく生きた酵素を食べても腸の働きも栄養吸収も代謝もしにくい状態だから、体温が低い人はここから改善していく事が大切。(この話はまたの機会で)
ここが大切!「分かったら、実践!」ちゃんとやってみること
・摂りすぎているものを把握
・どうしたら栄養失調、味覚異常、依存症のリスクを減らせるか考えてみる
- 農薬を落とす洗剤で洗う。酢水で洗う。
- 成分表示を見る。
- 調理法に工夫する。→炒め物の油を減らしたいなら野菜を塩もみして水分を先に出して焦げ付かないような工夫をする
・身体が冷えることをしない
南国フルーツもりだくさんにヨーグルトとかNG!!
・足りてないのは圧倒的に足していく
- サプリ使っても良し。
- 分からないならとりあえず野菜を増やす。
※子供は成長中!十分な栄養が不可欠です。工夫も必要・・・(おにぎりに混ぜるとか…)。
・ストレスマネージメント
自律神経が乱れると体のコントロールが上手くいかないからストレスはうまく解消する。
食べ物でストレス解消しない。
・ゴールを決める
いつまでにどうなるか決める。
健康な体づくりは食事!美しいスタイルづくりには運動!別のことと捉える
美しさは体重の管理だけじゃ手に入りません。
ダイエット+ボディメイク(筋力)+重力対策(脂肪)この3点をセットが要ります。
モデル体重は【(身長-100)×0.9×0.9×0.9】いくら数字上モデル体重であっても・・・ラインが下がっていると美しくはない!細くなると美しいスタイルは違うんですよ!
男性は筋肉質だけど女性は脂肪多め。脂肪は同じ体重でも重力で下がります。

体型を崩している理由は着ている物!!
垂れた体に間違った下着をつけていると締め付けてしまい血流・リンパの流れを止めてしまいます。そうなるとむくみます。むくんだままで過ごしているとボコボコの体型になり、そこにあってない下着で締め付けていると過ごすと血流・リンパの流れがさらに悪くなり血行不良で体温が下がり、美しさとはかけ離れてしまうというわけです。
きちんと脂肪の重さを支えられる下着でないとボディラインを崩しています。
だから下着ってかなり重要です。
- キレイなボディラインを作れているか?崩していないか?
- 締め付けてリンパや血流を止めていないか?
- 垂れたおっぱいを支えられているか?
に気をつけましょう。
美しい体をつくるには、ダイエット+ボディメイク(筋力)+重力対策(脂肪)この3点をセットで整えていきましょう。
人の体は生体電流が流れている
体のサビといわれる活性酸素
バストの下垂は見た目の問題だけじゃなく、バストトップが下がると呼吸が浅くなる。
育乳に必要なのは…
この記事を参考に、あなたにとっての「健康な体づくりは食事!美しいスタイルづくりには運動!」を習慣にしてみてはいかがでしょう。
