南瓜のレシピ集

「南瓜」を余さずに使い切る調理法5選
たくさんあるとき、どう使うか迷ったら参考にぜひどうぞ。5つの調理方法と保管方法をご紹介。

↑このままでも十分おかずになりますが、作り置きしてアレンジに使いやすい三種類の調理法です。

調理法から選ぶも良し!食べたい物を検索するもよし!一度にたくさんいただいたときなどに余さず使い切るコツをまとめました。

1.南瓜ピューレ
そのままマッシュパンプキンをつけあわせにしてもOK! スープやソース、サラダにも使えます。保存は7日ほど。清潔な容器に入れ1週間以内に食べてしまいましょう。




炒めはじめは強火ですが、蓋してからは焦げないように中火~弱火に加減します。コンソメを入れ強火で沸騰したら、アクをひき、また火を弱め、かぼちゃの角がほぐれるまで15~20分煮込めば加熱は終了です。
ポタージュレシピ
ピューレをミルクやコンソメで伸ばして塩コショウで味を調えるとポタージュになります。
出汁で割ると和風のスープ です。
味や濃度を見ながらおよそ同割で伸ばします。暑い時期はサラっと軽めに!寒い時期はこっくりと濃厚なスープはいかがでしょう?季節や気分で調節して楽しんでください。
基本の割合「3人分」
- ピューレ 250ml
- コンソメ 250ml
- バターまたは生クリーム 大匙1
コンソメを豆乳や牛乳、昆布だしにかえてもOK!

南瓜ピューレの使い方
スープ以外には、

マヨネーズやヨーグルトを混ぜるとソースやドレッシングになります。
・かぼちゃのシチュー
「作りやすい量:2~3人前」
- 鶏肉 100g(一口大に切る)
- 玉ねぎ 1個
- 人参 ½本
- ホウレンソウやブロッコリー、大根などお好みの野菜(200g程)両手にすくえるくらい
1.鶏肉と野菜を一口大に切り、コンソメ1個とローリエ½枚を鍋に入れる。
2.ひたひたの水加減で煮る。
3.野菜に火が通ったら、ピューレを100~250mlと豆乳(または牛乳・生クリーム)を30~50ml
4.塩コショウで味を調え完成
・かぼちゃのカルボナーラ
「1人前」
- パスタ(スパゲッティ・ペンネなどお好みでOK)50~120g程(量もお好みで)
- ピューレ 80~100ml
- 卵黄 1個
- 塩、胡椒、粉チーズ
茹でる間にソースの材料をすべて混ぜ合わせ、茹でたてのパスタに絡める。キャベツなどの野菜やベーコン・ソーセージなども一緒に茹でるとよりおいしくボリュームが出ます。
2.グリルで焼いておく

軽く塩(0.8%)を振りグリルしておくと、 様々なおかずが手早く作れます。
「手順」
オーブンの予熱➡【180℃】(オート機能のあるオーブンはそのメニューを選べばOK)
南瓜のサイズは、大きめにカット(1/8か1/12にくし切りか、一口大に切る)が使いやすいです。
鉄板に皮を下にして南瓜を並べます。(アルミをひくと後片付けは楽)


香草焼き
そのまま付け合わせにしたい時は
・アレンジ①:塩、ニンニク、オリーブオイルをからめてから焼く。
・アレンジ②: 塩、香草タイムやローズマリー、オリーブオイルをからめてから焼く。
・アレンジ③:焼いた後に、カレー粉や五香粉、シナモン、ケイジャンなどをまぶす。
カレー や ポトフの具 、炒め物 にも最適!
南瓜のデザート

★蒸す方が早いけど、グリルすることで 水分が飛び甘味が増すからお菓子作りにも最適です。
・ブリュレ「ココット5~6個分」
- 南瓜のグリル皮無しで 正味200g(冷たい時はレンチンして温めてください)
- 砂糖 好みで大匙2~4
- 豆乳または牛乳 100ml
- 生クリーム 100ml
- 卵 1個
- バニラ
- シナモン
すべてブレンダーにかけて器に九部目まで注ぎ、湯煎で焼く(180℃予熱後/20~30分)
- 仕上に、キャラメリゼ用の砂糖
※豆乳をクリームチーズに変えると、バスクチーズケーキ(180℃予熱後/15分。230℃に上げて10分)
・プリン「20㎝くらいのパウンドケーキ型1台分」
『カラメルソース』
- グラニュー糖 大匙4
- お湯 50ml
『プリン生地』
- 卵 2個
- 南瓜のグリル皮無しで 正味200g(冷たい時はレンチンして温めてください)
- 牛乳 250ml
- 砂糖 大匙1.5
- くるみ 30g
- バニラ・シナモンはお好みで
- カラメルを作り、型に流す。
- 湯煎の用意をしてオーブンを予熱(180℃)する。
- プリンの材料をすべてブレンダーにかけて型に入れたら焼く180℃で20分。
- 丸一日冷やしてから食べる!!

残りそうなときは、 プリンやタルトやカスタードクリームにアレンジするのもおすすめです。
カスタードクリームの作り方は、米粉レシピの2ページ目にレシピを書いていますのでご覧ください。https://foodie-fun.com/komeko/2/
【蒸す】
・1cmくらいにスライスして(7分ほど)蒸す! これが一番おいしくて手軽です!
塩してお好みのオイルをかけて栄養満点な一品の完成です。他の野菜と一緒に温野菜でどうぞ!
【煮物】
冬至(12月21日か22日)といえば、かぼちゃの煮物!寒い時期にピッタリなおかずです。今回はシンプルなうま煮とボリューム満点なそぼろ煮をご紹介します。
・かぼちゃのうま煮
圧力鍋で水分を少な目に炊くとほくほく感が美味しい一品の出来上がりです。
- 南瓜 半分
- 砂糖 大匙4~5 ※甘めがお好みな方は砂糖を増やしてもOKです。
- 塩 大匙½~1弱
- 水 100~120ml
- 南瓜は大きさをそろえて一口大に切る。(硬そうな皮はピーラーでむく)
- 圧力鍋に重ならないよう皮を下にして並べる。
- 砂糖、塩、水を入れ火にかける。
- 圧力がかかったら5分で火を消す。
水分がちょうどなくなっていれば上出来♪
・かぼちゃのそぼろ煮

- 鶏ミンチ 200g
- 生姜 ひとかけ
- 塩・胡椒 適量(肉にまんべんなくまぶす)
- 醤油 大匙3
- 酒 大匙1
- 南瓜 ¼~½コ(2.5㎝程の小ぶりな一口大に切る)
- 出汁 ひたる量
- みりん 大匙2
- テフロン加工のフライパンにミンチを入れ、塩胡椒を軽くまぶす。
- 火にかけ、しばらく放置!香ばしく焼き色を付けてから木べらや菜ばしで混ぜ始めること。
- 美味しそうな香りがしてきたら調味料を加えて混ぜながら水分を飛ばす。
- 南瓜をのせて、出汁をはり中火で加熱(南瓜が大きい時は蓋した方が良い)
- 水分がなくなり南瓜に火が通ったらみりんで照りを出して完成。
ご飯のおかずにもなるし 腹持ちもいい!! ネギや山椒をかけても美味しいです♪
その他、高野豆腐の含め煮に添えたり、 味噌汁、ベーコンやソーセージと煮る 、トマト煮にしたり 、きんぴら風に炒め煮をしてもイケます♪ 切り方と味付けでいくつもバリエーションが出てきます。
【揚げる】
素揚げもフライも天ぷらも揚げ物はどれも間違いなく美味しい!
塩して少し置いてから、水分を拭き衣をつける(粉をはたく)と うまくいきます。

【冷凍するなら】
厚みは1cmほどがおすすめです。 あまり厚いと解凍中に水分が出て不味くなるから、小さめにカットしましょう。 1ケ月以内で 臭い移りしないうちに使うのがおすすめです。 ピューレにして冷凍してもOK!
新しいレシピは随時追加中!!!
おまけ

南瓜は収穫したてよりも、ひと月ほど待った方がでんぷんの糖化が進むため美味しくなっています。
ヘタに水分が残っているときは、乾くまで涼しいところに保管しておくと良いです。
近年は季節感がなく野菜の旬がわからなくなってきまして・・・年中食べる南瓜ですが、6・7月頃が旬なのだとか。スーパーに並ぶ南瓜のヘタをぜひチェックしてみてください。